無花果スケッチ 2：drawing：SSブログ

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無花果スケッチ 2 [編集]

無花果 2

1990.06 / 340×440㎜アルシュ水彩紙鉛筆エンボス

「無花果 2」は現場でひと月かけて強い日差しの下で描いたために描画紙が焼けて変色しています。その日差しにより鉛筆を握る右手の親指と人差し指の間に鉛筆の形が残り、スケッチをしていて初めて不思議な経験をしました。

その仕上がったスケッチの周囲にエンボスを施すために、シナベニヤ板を彫り込んで窪みを作つくっています。そしその後、間接的に湿らせたスケッチを重ね合わせ、徐々に強く力を入れてスケッチの周囲を浮き上がらせています。また下の小さなスケッチを別に描いた後で本スケッチに足しています。