揉み和紙のテスト 1 [その他]
揉み和紙 1
2008.07.02 / イメージサイズ 190×145㎜ シートサイズ 3345×255㎜ アルシュ水彩紙 和紙 金箔
パネルに水張りをしたものは、”パンジー・スケッチ 1(9)” を利用して揉み和紙を試したものです。この後彩色をするはずだったのですが、雑事でそのままです。これは、和紙に下地の色を塗り、その後金箔を貼ってある程度乾きかつ湿った状態で握り締めて皺を作っています。握り締める頃合が難しく、湿り気が多いと金箔の皺が出来ず、乾きすぎるとニカワが硬くなり破けてしまいます。その失敗したものが下の二枚です。
上手く揉み和紙が出来れば、乾燥後にさらし布を湿らせて揉み和紙の裏に当ててアイロンで皺を伸ばします。そして金箔の周囲を切り落としてアルシュ水彩紙に裏打ちしています。仕上げに必要な大きさに切り取り、アルシュ水彩紙の裏から間接に湿してパネルに張った状態です。
揉み和紙のテスト 1
イメージサイズ 190×145㎜ シートサイズ 290×210㎜ 和紙 金箔
湿りが強く金箔が接着できずに取れてしまった状態揉み和紙のテスト 2
イメージサイズ 190×145㎜ シートサイズ 290×210㎜ 和紙 金箔
ニカワが乾燥してしまい、揉みこむと紙の伸縮がないので金箔を貼った部分に裂け目、破れができてしまった
タグ:揉み箔のテスト
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