人物習作 1 [人物スケッチ]
人物習作 1
1984.01 / 370×510㎜ 着彩紙 conté sanguine
昔とある人から、「君、もっと良い紙を使って描かないと、幾ら良いものでもバイヤーは嫌がります」と言われた事があります。
パネルに水張りした状態で、廉価な画用紙とアルシュ水彩紙を比べると、雨などの湿気の多い日には前者は湿気を含んで画面が今にも落ちそうな感じで垂れ下がります。しかし、アルシュ水彩紙はそのようにはなりません。それ以来描画紙には気を使うようになりました。
けれど、自身の作品の良し悪しは別の話です。ただ、残るようなものではないし、たぶん塵として処分されるのだと思います。せめて生きている間は自身で楽しめたらと思っています。
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