牡丹のスケッチ風景 [花スケッチ]
牡丹のスケッチ / 撮影 2018.04
粗スケッチ / ロール紙 鉛筆
牡丹を描こうとしたのだが、結局この年は簡単な粗スケッチのみで終わってしまった。このときも事情があって時間が取れなかったからである。写真のイーゼルはお気に入りのもので、かなり以前に買ったイタリア製のものになる。仕様はとてもよいのだが、脚を伸ばすと長さが違っていたり、溶接がまずかったりするが、それを上回る使い勝手のよいイーゼルである。壊れた時に日本製のものを急遽手に入れて使ったのだが、もう少しこのようにすればよいと思うことがあり、手を入れるための部品が欲しくて、メーカーに連絡をしても聞き入れてもらえなかった。このイタリア製のイーゼルはネジ部分が壊れたのでそれを取り替えた。また三脚の付け根をしっかり固定できるようにも作り変えてある。これはキャンバス用なので、受け部に木片を取り付けてカルトンが使用できるようにしている。尚、そのカルトンはデッサン用のものを必要な大きさにカットして使っている。そして、重石をぶら下げるようにも手を入れている。任意の位置で固定できるのがよい。
何事もそうだが、植物を描くと言うことは限られた時にしか描くことができない。来年もと思ってもそのようにはいかない。植物を専門に描いているボタニカルアート画家はどのようにして毎年段取りをしているのだろうかと思うことがある。知人に陶芸家が居るが、あるときこのようなことを話していた。歳を重ねると後何回焼くことができるのか逆算することがあると。時間は有るようでないもので、若いときは無限に有ると思うと言うか、考えもしない。また、それだから色々なことができるのかも知れない。
タグ:花のスケッチ
2019-10-17 11:09
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