水張り用ガイド補助具 2 [描画用具]
水張り用ガイド補助具、パネル、描画紙、水張りテープ
描画紙はアルシュ 水彩紙のブロック 26×36 300g /㎡極細での説明です。それに水張り用ガイド補助具を用いて水張りテープの貼り代を卦書きます。ここで作っている水張り用ガイド補助具の貼り代は、水張りテープの半分が描画紙、そして残りがパネル側になります。
パネルは市販のものでも自作のものでも構いませんが、ペイントを施すと作品を剥がした際に水張りテープの残滓に水をかけて湿らすことができます。そうすることで簡単にパネルの掃除ができます。ただ、ペイントを塗布した直後は油分があるので剥がれてしまます。それで、軽く水張りテープを貼る辺りを目の細かいペーパーヤスリをかけておきます。幾度か使用すればしっかり貼ることができるようになります。
尚、水張りは描画紙に水分を含ませて少し時間を置くと、波打っていた表面が平らになりますので、その時に張ります。その際には描画紙の下辺とパネルの下辺が水平になるように張ると描画での水平を出しやすくなります。
パネルの水張りについては、銅版画技法の印刷作品のパネルにおける乾燥でも少し述べていますので参考にして下さい。
耳付の描画紙の場合について
耳付の描画紙の場合は、その耳を爪で折って均して角を際立たせます。後はその角に水張り用ガイド補助具を沿わせます。
水張り用テープは湿気があるとそのままくっついてしまうので、使用しないときは密閉して保管します。
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